こんにちは。
早いもので2012年も、もう半分が過ぎました。
この半年間のSEOは、Googleからの警告メッセージやペンギンアップデートなどで、サイトの「外部環境」が激変した半年でもありました。
その他にも「Search plus Your World」や「セマンティック検索」などによって、近い将来のGoogle検索の姿も少しだけ見えてきたと思います。
しかしこれだけ変化が激しいと「あのアルゴリズムはいつアップデートされたっけ?」という感じで忘れてしまいます。(私だけ?)
そこで、この半年間でリリースされたGoogleのアルゴリズムやアップデートを、一覧形式でまとめてみました。
1月
新年早々「Search plus Your World」の発表があり、Google+でのつながりなどが検索結果に反映されるようになりました。(日本は未実装、パーソナライズ検索の強化)
- 1月10日 Search plus Your Worldの推進
- 1月15日 パンダアップデート3.2リリース
- 1月19日 ページレイアウトアルゴリズム改良
- 1月31日 クローラがPOSTリクエストにも対応
2月
2月に入ると、2011年の夏くらいから増えていた「Googleからの警告メッセージ」を受信したという事例を、あちこちで聞くようになりました。
このメッセージは外部リンクに関するものの他に、ページ内部でのガイドライン違反など、いくつかのパターンが確認されています。
- 2月 パンダアップデート3.3リリース
- 2月3日 1月に実行した改善を17個発表
- 2月27日 2月に実行した改善を40個発表
3月
遂に日本のGoogleでもSSL検索が標準になり、Googleアカウントにログインしているユーザーの検索クエリが(not provided)と表示され確認できなくなってしまいました。
当初Googleはトラフィックの10%程度の影響が出ると言っていましたが、サイトによっては遥かに高い割合で(not provided)が表示されるようです。
ちなみに当サイトでは約17%のユーザーのクエリが(not provided)です。
- 3月 パンダアップデート3.4リリース
- 3月6日 日本でもSSL検索が標準に
- 3月15日 セマンティック検索を正式発表
- 3月18日 過剰なSEOに対してのアルゴリズム変更を予告
4月
この月の大きなトピックは、ペンギンアップデートでしょう。
Googleがいよいよスパムの排除に本気モードで来たかと、戦々恐々の毎日だったのを覚えています。
さらに2月くらいから増えていた警告メッセージによる「手動対応」も合わさって、手動対応なのかペンギンに捕獲されたのかが分からず、右往左往するウェブマスターも多かったと思います。
- 4月5日 3月に実行した改善を50個発表
- 4月19日 パンダアップデート3.5リリース
- 4月25日 ペンギンアップデート1.0リリース
- 4月27日 パンダアップデート3.6リリース
5月
前月のペンギンアップデートのインパクトが大きくて、あまり印象に残っていない月です。
ナレッジグラフもリリースされましたが、やはり日本には未実装。
30日にはGoogle+とプレイスが統合しました。最近ではカレンダーも統合して、イベント機能が追加されましたね。
今後もGoogleサービスのGoogle+への統合は続きそうです。
- 5月4日 4月に実行した改善を52個発表
- 5月16日 ナレッジグラフをリリース
- 5月26日 ペンギンアップデート1.1リリース
- 5月29日 著者情報(Authorship)が日本でも導入開始(したらしい)
- 5月30日 Google+とプレイスが統合したGoogle+ローカルがスタート
6月
5月に引き続き特に大きな出来事は無かったかと思いますが、ページ表示速度がすでにランキング要因になっている事が、海外SEOブログの鈴木さんによって明らかに。
Googleもアルゴリズムに入れたんなら「入れたよ」って言ってよね。
- 6月7日 5月に実行した改善を39個発表
- 6月12日 パンダアップデート3.7リリース
- 6月12日 ページ表示速度が日本でもランキング要因になっていた事が明らかに
- 6月27日 パンダアップデート3.8リリース
ざーっと並べてみましたが、細かい部分までは書いていません。
一応確認はしていますが、そもそも内容が違うとか、こんな事もあったとかあれば、コメント欄やTwitter、Google+などで教えていただけると幸いです。
今年の後半も様々なリリースやアップデートがあるんでしょうね。
正直言って、怖さ半分楽しみ半分といったところです。
ではまた。
- 公開日:2012/7/10
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