コンテンツ著者情報にプラスしてGoogle+の情報が検索結果に出てきた

[レベル:中〜上級]

検索結果に表示されるコンテンツ著者の情報を拡張したことをGoogleはアナウンスしました。

米Google(google.com)では、検索結果に出てきたウェブページとそのコンテンツ著者とを結び付け、著者の名前と写真を表示するサービスを導入しています。

メールアドレスの確認により著者情報を表示させる新しい設定方法を先週は公開しました。

これまではコンテンツ著者の名前と写真を表示していましたが、これらに加えて次のような情報も表示するようになりました。

  • その人をGoogle+でサークルに入れているユーザーの数
  • 検索結果に出ているコンテンツをGoogle+に投稿している場合はその投稿へのリンク、そしてその投稿に書き込まれたコメントの数
  • Google+でのサークルへの追加ボタン

検索結果に表示されたコンテンツ著者のGoogle+情報

どれもGoogle+に関わる情報です。

何人のユーザーのサークルに含まれているか、言い換えるとどのくらい人気のある著者なのかを数字で確認できます。
ただしサークル登録の数は1ヶ月ほど前から表示されているので最新の変更ということではありません。

検索結果に出てきたコンテンツをGoogle+に投稿して共有していた場合は、その投稿へのリンクと投稿に書き込まれたコメントの数を知ることができます。

また検索結果からダイレクトに自分のGoogle+でのサークルにそのユーザーを追加することもできます。
上のキャプチャでは、僕はすでにMatt Cutts(マット・カッツ)氏をサークルに入れているので「2個のサークル」と表示されていますが、サークルに入れていないユーザーには「Add to circles」(サークルに追加する)と書かれたボタンが表示されます。

ウェブ検索とソーシャル検索との融合にはGoogle+も組み込まれており、さらにここにそのコンテンツ著者に関連したGoogle+の情報も加わったことになります。

検索結果がかなりにぎやかになってきましたね。

検索結果に利用される著者情報には、Google+のプロフィール(Google+を開設していないときはGoogleアカウントのプロフィール)の情報が使われます。

検索結果の質を上げるというよりもGoogle+を普及させようとい狙いが強そうな気がしてならないのですが、どう思いますか?

自分のプロフィールが表示されるのは嬉しいことです。
しかし1ユーザーとして検索しているときは、誰のコンテンツかはともかくとしてGoogle+の情報は不要だと僕には思えます。

今のところ米Googleだけでの提供です。
他の国、日本のGoogleにも果たして導入されるのでしょうか?