今日はGoogleペナルティー解決第2弾です。

「どう見てもサイトに力があるのに、2ページ目や3ページ目、最悪圏外」の場合の解決方法をご紹介します。


どう見てもサイトに力があるのに、2ページ目や3ページ目、最悪圏外



原因:1重複コンテンツが多い(ブログの場合、タグやカテゴリーからの内部リンクが原因の場合が多い)


解決策:ボリュームの少ないコンテンツや、テーマが似ている類似コンテンツを1ページに纏めるか削除する。


解説:似ているカテゴリーを細かく分けすぎている場合、カテゴリーに収納されているコンテンツはどうしても内容が薄くなるか、内容が似てしまう傾向にあります。よく物販サイトやブログなどで起こる現象です。このペナルティーの厄介な所は、「見た目は全く問題が無い」のです。原因が特定しにくいタイプのペナルティーです。「siteコマンド」でもIndexページが一番上になっていますし、ちゃんとクロールもされています。サイトボリュームも見た目問題ないのです。そして「ウェブマスターツール」をどの角度から見ても問題が見つからないのです。


私が検証した結果、「siteコマンド」で最後まで見て「ここから再検索してください。」と言うリンクを押すと、Indexページの上にコンテンツページが出てきたり、Indexページ下に大量のコンテンツページや商品ページが現れる事が多々ありました。


これはどういう事かと言うと、Googleから見て「コンテンツとしては未熟なページ」つまり「クズコンテンツ」と判断されていると思われます。このページが多ければ多い程、サイトとしては良くない状態です。該当ページを削除するか、ユーザー用のコンテンツとして残さなければいけない、または、どうしても削除出来ない場合は「ウェブマスターツール」の「URL削除リクエスト」でGoogleのサーバーデーターからURLを削除してください。


もう1つは、「最も的確な結果を表示するために、上の10件と似たページは除外されています。・・・」と言う文章に注目してください。上記の場合と、もう1つ「似たページ・・・そうIndexや他のコンテンツページと類似した」ページなのです。最近の2011年からのGoogleは内部であっても、外部(第三者サイト)であっても「重複コンテンツ、類似コンテンツ」は評価が良くないのです。


「どうも動きがおかしいな?、評価が低いんじゃないの?」と思われた方は、カテゴリーの分類項目が「類似カテゴリ」か、「コンテンツは似てないか」など再度確認してみてください。また、一度「siteコマンド」をチェックする事をお勧めいたします。



原因:2.第三者にサイト丸ごと、または複数ページがコピー(盗用または書き換え類似記事)されている


解決策2:第三者のコピーサイトやコンテンツ、盗用などを見つけた場合は、「ウェブマスターツール」で該当サイト、またはコンテンツを通報しましょう。そして「再審査リクエスト」で自分のサイトがオリジナルである事をGoogleに知らせましょう。場合によっては、「著作権違法」などで法的措置となりますが、その辺りは弁護士さんに聞いて下さいね。


解説2:コピーや盗用されているかどうかは、ページのタイトルタグや文章の一部をGoogleの検索窓に入れて検索します。「コピーや盗用」されている場合、自分のサイトのページ全く同じ一部文章の第三者のページが出てきます。私はのこ方法で探しています。


※その他に効率的な方法があるかも知れません。一度Googleで調べてみてください。




原因:3.外部リンクのアンカーテキストが最適化(分散)されていない


解決策3:「オープンサイトエクスプローラ(OSE) 」の「Anchor Text」でアンカーテキストの偏りを調べる事が出来ます。自身のサテライトサイトでバックリンク構築している場合は「アンカーテキストの分散」をしてください。キーワードを含めないアンカーやURLアンカー、サイト名(タイトルタグ)などで分散してみてください。場合によってはリンクを外すと効果がある場合もあります。


※「オープンサイトエクスプローラー(Open Site Explorer) 」は無料登録と有料登録があります。無料登録でも十分使えますが、更に詳細を知りたい方は、有料登録をお勧めいたします。


解説3:SEO業者などに依頼している場合はご契約のSEO会社に相談するのも手です。しかし、どうしても追加コストや要望に応じてくれない場合は、「アンカーテキストを分散した外部リンクを追加」する必要があります。


これも無理な場合は、最終手段として「内部リンクのアンカーテキストの変更」を行って見てください。キーワードを含めない内部リンクや「TOPページ」、「こちら」など色々試してみてください。


※最後の対策は私自身、10サイト中3サイトしか効果がありませんでしたので、あくまで「どうしようもない」時に行ってください。「内部リンク」と「外部リンク」は評価のプロセスが違うので、逆効果になる場合があります。対策は慎重に時間を掛けて行ってください。


SEO対策を熟知している方は、内部対策と外部対策のバランスを考えて併用して対策した場合、早く効果が出る場合もあります。この辺は、経験と勘、センスに依存することになります。




原因:4.リンク元のサイトが同じ種類のパターンが多い(ブログばかり、Yomiばかり)


解決策4:これはタイトルの通り、ブログやYomi以外のリンク先の確保になります。「ソーシャルメディア」や「はてなブックマーク」、「Naverまとめ」、独自検索エンジンの「Kynny 」への登録などを行う。


それと同時にサテライトサイトからのリンクを1つずつ外すと言うのも平行して行っても良いでしょう。リンクを外す場合は一気に外さないでください。1リンクずつ時間を掛けて、順位の変動を見ながら外して行ってください。


解説4:2011年からのGoogleはサイトだけでなく、「リンク元の類似性」も評価対象としているかもしれません。私のテストサイト15サイトで「関連性リンクの効果検証」を行った際、見事に11サイトの順位が大幅下落しました。中には圏外のサイトも数サイトありました。


※実験の15サイトは全て独自ドメインでサーバーもIP分散のため、3社に分けて設置しました。バックリンクは大手無料ブログを10社30サイト作成し、実験を行いました。実験環境はこんな感じです。


それで、「関連性リンクの効果検証」で分かった事は、「関連性」ではなく「類似性」でした。詳しいプロセスと内容はご勘弁ください。ただ、いえる事は2011年からのGoogleはサイトの「類似性」や「重複コンテンツ」は勿論、さらに「リンク元サイト」の「類似性」や「重複性(外部なのでコンテンツではない)」も見ていると私は考えています。


※このブログに書かれているSEO対策の情報は私が独自に行った実験結果を元に執筆しています。この情報を自社、またはご自分のサイトに適用する場合は、自己責任でお願いいたします。