Google AdSenseが楽天に導入されてみんな悲観的になっているけど、個人的にはむしろチャンスが増えると思っている件について

先日、Google AdWords公式ブログにてGoogle AdSense が楽天グループに導入されました、という発表がされて以来、個人的にくる問い合わせにも、ネット上に上がる情報でも、いたるところで悲観的な意見があげられています。

しかしながら私個人ではGoogle AdSense が楽天グループに導入されることにより、Google AdWordsの対象範囲が大きく広がり、これまで以上にGoogle AdWordsの威力が強力になると感じており、決して悲観的になることはないと感じています。

その理由としては、下記の2点

  1. Google AdWordsは自動的に不正クリックを排除している。
  2. 楽天ユーザーはライトなネットユーザー。

Google AdWordsは自動的に不正クリックを排除している。

Google AdWordsでは自動的に不正と思われるようなクリックを独自のアルゴリズムで排除しています。更に不正なクリックなどが起こった場合に、Google AdWords管理画面の[料金]・[料金概略]の中からみることができるようになっています。

楽天ユーザーはライトなネットユーザー。

当ブログを読んでいるような方々が楽天ツールバーやinfoseekを利用しているとは到底思えません。現在それらを利用しているユーザーというのは、余程ライトなインターネットユーザーであると推測でき、比較的さまざまなビジネスでコンバージョンに到達しやすいユーザーであるとも推測できます。

おまけ

補足として若干の懸念点も上げておきます。

楽天ツールバーはYahooリスティング広告でもおなじみで、一時期話題に上がった、検索する度にポイントがもらえる様な意味の分からないツールバーです。こういったものはかなり本質とはかけ離れているので賛否両論ではなく、否しかないわけですが、それらについては今回はGoogle AdWordsのシステムがうまいこと不正クリックを防いでくれるのではないかな?と感じています。

さらには楽天でのコンテンツ連動型広告は私たちの方である程度除外設定にて排除することができますが、検索連動型広告の方を楽天だけ除外することはできません。

といったわけで排除できない物は考えても仕方ないので、出来ることだけを考える思考法に従い、あまり考えなければよいわけですね。

それでもGoogle AdSenseが楽天に導入されることに悲観的になるのであれば、市場から撤退するほかありません。

Google AdSenseが楽天に導入されてみんな悲観的になっているけど、個人的にはむしろチャンスが増えると思っている件について/まとめ

これらのことを踏まえれば、Google AdSenseが楽天に導入されることによって、対象ユーザーが幅広く増加し、その対象ユーザーのリテラシーが高くはなく、不正に発生するクリックなどは自動的に排除してくれるということになります。

弱冠楽観的ではありますが、今回のことをまとめると、個人的にはむしろチャンスが増えると思っています。

参照
Inside AdWords-Japan: Google AdSense が楽天グループに導入されました: “Google AdSense”

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