というわけで日本に戻ってまいりました。
最終3日目と、出店企業を簡単に振り返る wrap up です。
■Keynote:Tim ash
最終日の Keynote は LPO の大家 Tim ash さんのプレゼンテーション。
まずは初日、2日目のキーノートの内容を受けてのジョークから。
1日目は swear word ばっかだったし、2日目はやたらプレゼンテーターの寝起きの顔が
出てたから、それらを合わせて3日目は終わり!って具合に。
で、内容は「お互い顔も知らない同士なのに、どうやって瞬間的な信頼を得るのか?」
という視点での成功するLPのポイント。
ポイントは4つだそうで、「見た目」、「信頼」、「権威付け」「皆も買ってるぜってプレッシャー」。
特に権威では「Butterfly collection」の話が面白かったです。
ECの場合「ちゃんとしたところか?」という点が問題になることがあり、
それはセキュアなトランザクションだったり、ブランド力だったりします。
そのブランド力が無い場合、例えば取引先、例えばクライアントにブランド力のある
企業があるのであれば、それらの企業のロゴを並べることでCVRが上がる効果が
あるそう。
そのロゴが並んでいる様子がちょうちょのコレクションのようですよね。
ちなみに、CREDOという携帯電話の会社の場合、コンバージョンが84%アップしたそうです。
■Eye Tracking Research Update
続きましてはアイトラッキングについてのセッション。
うーん、このセッションはちょっと収穫が少なかったです。
男女差についてのアイトラッキングをしたときに、男性の参加者に女性の写真を
見せると顔と局部を見るというヒートマップが面白かったw
ちなみに、欧米のプレゼンテーターが実験の協力者について話すときは例外なく
参加者(Participant)という言葉を使います。
理由は、被験者という言葉が差別的なので。私も大学在学中は例外なく参加者
という表現を使っていました。
大学の研究者の方とか、多分参加者という言葉を使うと思います。
■I Want It Now!
続いてはリアルタイムサーチについてのセッション。I want it now!
その中から Bing の Paul さんのプレゼンテーションをご紹介。
・・・そいえばこの人去年まで Yahoo! にいませんでしたっけ?
スライドは、リアルタイムサーチがユーザー満足を追求した結果の産物である
ことをしめしています。
過去の結果を知りたいという要求もありつつ、「今やってるオールスターの結果は?」
という要求もあることについて説明しています。
ただ、これは他のセッションでも指摘されていたことですが、リアルタイムサーチは
バーチカルサーチのひとつであり、検索の行く先ではないという解釈です。
■Advanced Keyword Research
advanced keyword research ではキーワードプランニングの考え方を紹介。
なんですが、PPC向けだった為かちょっと収穫が少ない感じでした。
代わりにクールなツールが紹介されていたのでご紹介。
wordle という、キーワードクラウドを作成してくれるサービスです。
写真のように、エクセルや文章をクラウドに直してくれます。
ご利用にあたっては、日本語が通らないのとJavaのインストールが必要なことに
ご留意ください
http://www.wordle.net/
■出展
出展企業からは textbroker をご紹介。
100ワード1ドルからライティングを作成してくれるサービスで、
まぁ、なんと言いますか、ある意味ど真ん中なサービスです。
いろいろ質問してたら 10ドルのクーポンがもらえたので実際にテキストを発注して
みたのですが、クオリティも、うん、そうですね、そんな感じです。
実際の発注画面は下記。SEOオプションをつけると、特定キーワードを
文章中に入れてもらうことが可能です。
レベルは様々で、プロの物書きさんに発注するとなると 100words で6ドルくらいです。