リンクベイトに失敗する6つの理由

 
ソーシャルメディアマーケティングの記事ではいかにリンクを集めるかがよく議論されていますが、リンクを集めることに失敗する理由を解説してる記事を見つけたので紹介します。

6 Reasons Why Your Linkbait Failed :Blog About Your Blog
http://blogaboutyourblog.com/2008/03/19/6-reasons-why-your-linkbait-failed/

リンクベイトとは?

リンクベイトとは出来るだけ多くの媒体からリンクを集める目的でデザインされたコンテンツのこと。多くのリンクベイトはクチコミやソーシャルメディアで知名度を上げることを目的としている。


以下がリンクベイトに失敗する6つの理由

1.面白くない
コンテンツがリンクベイトの目的を果たせるほどのクオリティでない。退屈でかつ目をひくものがなく、掲載した記事や画像がうまく効果していない。

2.クチコミしない
書いた記事がクチコミで広がらないなら、正しいトピックを提供していないか、間違ったサイトに投稿している。カテゴリにあったサイトを選ぶのは重要。

3.プロモーションしてない
ほとんどのリンクベイトが軌道に乗せるための最低限のプロモーションを必要としている。最初にリンクベイトを見てもらうための投票やビューが必要だ。

4.広まるけどリンクはもらえない
投稿が広まって人気記事になっても、それについてブログなどで言及してくれる人がいないことがある。私が書いたほかのリンクベイトもdiggなどで人気になったが、リンクを得ることはできなかった。

5.ソーシャルメディアに好かれない
すごい記事を書いて、いくつか投票してもらったけど、十分でない。記事が結構な数Stumble(※)されたけど、トラフィックが少ししか流れてこないことがある。流れてくるトラフィックは投票の数ではなく、誰が投票したかによる。

6.既に誰かが書いている
見たばかりのものや過去に見たことのあるもので人をひきつけるのは難しい。コピーしているようにユーザーにとらえられる。そのような状況ではDiggのユーザーを喜ばすのは難しい。もし彼らが以前に見たことのあるコンテンツと似たコンテンツを投稿としてしまうと、あなたの投稿は埋もれやすくなる。

※StumbleはStumbleUpon(http://www.stumbleupon.com/)で投票されることを指す

以上、意訳終わり

ただ注目を集めるだけでなく、ブログなどで取り上げたくなるような記事を書くことが大切。日本語の記事ではまだ見たことがありませんが、海外の記事ではある程度は自分で投票したり友人にお願いしたりすることが必要だと解説する記事をよく見かけます。

ソーシャルメディアマーケティングでは自作自演はどこまで許されて、どこからがスパムになるのかの線引きが曖昧です。自分でアカウントを大量に作って投票やブックマークするのは問題外だと思いますが、友人にお願いして組織票を集めて目立つ位置に掲載されるようにするのはどこまで許されるのでしょうか。

ずいぶん前にいくつかのブログでDiggで投票してもらうために知人にTwitterで告知するというような手法が話題になってましたが、日本でもはてブでブクマしてもらうためにTwitterやSkypeでお願いすることが増えてくるのかもしれません。あまりそういうのが増えすぎると、人気エントリーに掲載されるページが均質化してきてソーシャルブックマークがつまらないものになりそうですね。


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このページは、ソーシャルメディアマーケティング.jpが2008年3月20日 22:40に書いたブログ記事です。

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