Web担でSES chicagoの記事が公開 されました。

実際、あのセッションってニュースサイトの人たちが集まって、SEOどうしてるの?的な
ラウンドテーブルだったんですが、これは珍しいタイプの記事ができそうだなーと聞きながら
思ったので書き起こした原稿になります。

なんでウェブ担なのかというと、出張のためにウェブ担オフに欠席しなければいけなくて、
キャンセルお願いしますすみませんメールを送ったらば、「代わりに原稿よこせや」という
素敵なブラックメールが安田編集長から送られてきたからであります。

で、読んだら評価5を連打しろとtwitter したところ、いろいろな人が連打してくれたらしいものの
実は「難しいかどうかの評価だった」という事実に気がついて今絶望いたしました。
悪いことはしてはいけませんという良い見本ですね。

まぁ、置いておいて。

SEO系の情報発信ってまだイスがいっぱいあいてるよという話。

今、SEOの情報発信って大きくは「Googleがこういう機能をー」が主なトレンド速報系と、
「H1とH2のどちらが重要か」みたいな本質的にはどうでもいい系が主です。

総合格闘技で言うとイゴールボブチャンチンとかませの人しかいないような状態です。
もう少し広げて、広告業界まで見るとひとまず、猪木がいるのとはだいぶ離れてますね。

最近、アユダンテさんが技術者への訴求という新しい切り口での発信をされてますが、
まだいろいろあるだろと。

年末にSEO業者各位との飲み会をやった時に「今のSEO市場はリプレイスが主戦場に
なりつつあるけど、もっと多様な発信をして多くのお客様に振り向いてもらえれば、
市場は拡大するし、たぶんSEO事業者である僕らがさぼっていたのはそこだと思う。」
ということを話しました。

で、「こういう切り口も読者層によってはありなんじゃね?」ということを
実物として示したかったのがあの原稿になります。

ちなみにウェブ担さん向けにもう1本原稿を書くことを予定していて、それもやっぱり
企業のウェブ担当者さんが実務をやる上で参考にできる内容になる予定です。

まだ一文字も書いちゃいねーけど。

それに、「こういう切り口」ってもっといっぱいあると思うんですよ。

猪木が言ってたマーケティングプロセス全般の中の検索もそうだし、
Yahoo!検索スタッフブログのイケミーが得意とするマーケティングを離れた検索行動もそう。

SEO業者の半分はクズ という話もあるんだけど、クズの側ではないと自認する事業者が
もっと多様な発信を心がければ、「同じSEOという名の元に、全く異なる業態の会社が混在する」
という事態はもう少し整理できると思うんですよね。

それは、広告主を含めたいろいろな人にとってメリットだし、
ひとまず、情報の厚みが増えればもう少しSEO業界の底上げができると思う。

というわけで、SEO屋さん各位におかれましては今年は市場が大きく拡大する
年にしましょう。

*そいえば私の今の職業は営業です。
 物書きが主な仕事でないんで、いっぱい書く人が出てくればいいと思うよ!