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アイレップの現場担当者に聞く「アクセス大幅向上作戦」

ランディングページ制作で陥る「3つの症候群」とは?

 リスティング広告における成果を求めてLPOの施策を行っているはずが、結果的に成果に結びつかないページができあがってしまう。そんな経験をしたことはありませんか? その原因は、ランディングページ制作にまつわるさまざまな「症候群」に陥ってしまった結果によるものかもしれません。今回はLPOで陥りがちなポイントを「3つの症候群」に例え、その原因と解決策について、解説をします。【バックナンバー】

デザイン過多症候群

 LPOはデザインで成果が決まると思っていませんか? 完全に間違いではないですが、デザインは、ランディングページで訴求したい要件を効率よく具現化し、ユーザーに伝える手段の1つに過ぎないのです。仮に誰もが納得する「かっこいいデザイン」を作ったとしても、成果へ導く訴求が効果的に表現されていなければ、満足する成果を得ることはできないでしょう。デザインが大切な要素であることは間違いありませんが、デザイン性を重視しすぎることで、ユーザーに伝わりにくいランディングページになってしまわないよう、注意が必要なのです。

解決策

 デザイン過多症候群を回避するには「ユーザー視点」を強く意識する必要があります。ランディングページへ訪れたユーザーの導線をコントロールできるよう、デザイン要素すべてに意味を持たせる事が、最適なランディングページのデザインに繋がります。

「デザイン過多症候群」とその対策
「デザイン過多症候群」とその対策

機能前提症候群

 Flashでのリッチコンテンツや新しいツールなどの機能(表現)を活用する事を1番の目的として、ランディングページを作成していませんか? 機能が目的となると、成果に対しての訴求内容を決める前に、「どのように動かす」「どのような表現ができる」などの表現方法構築に終始したランディングページ制作となってしまいます。結果的にインパクトのあるランディングページができるかもしれませんが、ユーザーに向けた訴求内容がしっかりと押えきれていないため、ユーザーに意図が伝わらず、成果に結びつかない本末転倒なランディングページを作ってしまうことになります。その結果、作成したランディングページの方が成果が悪くなるという結果を迎えかねません。

解決策

 新しいツールなどの機能を取り入れ、チャレンジすることは素晴らしいことですが、目的に合わせた機能選定ができていない限り、いくら機能を駆使してもユーザーを成果導くことはできません。機能を活用する前に、LPOの目的はあくまでも「成果向上」であることを見失わないようにしましょう。

「機能前提症候群」とその対策
「機能前提症候群」とその対策

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この記事の著者

高尾 将寛(タカオ マサヒロ)

株式会社アイレップ サービスマネジメント本部 LPOコンサルティングチーム ディレクター 1978生まれ 高校卒業後、美術専門学校に進学。空間アートを専攻し、在学中には個展などアート活動を積極的に行う。卒業後、教科書等を制作するDTPデザイン会社へ就職。時代の流れと共にWEBデザイナーへ転身。...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/09/09 11:00 https://markezine.jp/article/detail/8156

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