Yahoo!Googleそれぞれの根本的な検索エンジン最適化の対策方法 後編

公開日:2009/5/28
執筆者:山中 元夫

前回に引き続きはYahoo!Googleそれぞれの根本的な検索エンジン最適化の対策方法を紹介します。

後編の今回はGoogle編をお届けします

Googleの場合クローラーの性能が高くよりコンサルティング要素を含んだSEOが必要となります。

ではYahoo!と比較しどのように性能が高いのか比較してみましょう。

①サイトテーマの統一性
Yahoo!のようにページ個単位ではなくサイト全体をクロールしサイト全体を評価しどのページを表示するのか判断しています。

ですので日ごろ検索している中で広義なワードにおいても下層ページが上位表示される事が多いかと思います。

サイト全体にてページを贅沢に使用し当該ワードについて大いに語り解説しているサイトが望ましいです。

従いまして広告の用のランディングページなどのようにペラペラのサイトはリンクをいくら集めた所で上がりにくいです。

②ユーザー参加型のサイト
これは異論も多いと思うのですが最近すごく感じます。

ユーザーが訪れるだけでなくレヴューなどを行うユーザー参加型のサイトはきっと良いサイトなのではないか?そのような考えではないかと推測します。

③サイト全体のディレクトリ構成におけるバランス
偏ったディレクトリではなくトーナメント表のようなディレクトリ構成ですと満遍なく各ページに力が行き渡りサイトが高評価を得るでしょう。

結果当該ワードに最適なページが上位表示されると思います。

この他にも細かい事を上げるとサイトの更新性ですとかページ内の当該ワードにおける含有率などたくさんあるのですが特筆すべきは前回の投稿内容との違いです。

既にお気づきになられた方もおられるでしょうが前回のYahoo!編では「ページ」についての記述でしたが今回は「サイト」についてのお話です。

つまりどういう事かというとGoogleのクローラーの場合はサイトの深部までクロールしキャッシュした上で順位を決定します。

平たく言うとサイト全体を評価しているのです。

Yahoo!の場合はサイトの浅い部分にしかクロールできないのでサイト全体を評価できずページ個単位で順位を決定しています。

これがGoogleとYahoo!の大きな違いでしょう。

ですのでGoogleの場合当たり前の事を当たり前のように考えサイトを構築すればある程度いいのです。

前回、記述しましたリンクのインパクトなどもあまり関係なくいくらリンクを貼ってもおそらく評価していないだけでしょう。

これは企業理念の根本的な違いなのでしょうがユーザーにより良い情報をもたらせてくれるサイトが自然に上位表示されるようになっています。

Googleのテクノロジーはすばらしいですね!

そんな訳で如何でしたでしょうか?ご意見ご感想頂ければ幸いです。

次回はモバイル編をお届けできればと思います。

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