「Twitterでマーケティング」日本ではハヤらない?

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Twitter=つぶやき

これが「どうしたらマーケティングになるの?」って不思議に思われているかも知れません。私がそうでしたw

つぶやきに参加しているとわかってきたので、どのようにバイラル(感染)していくのかを具体的に報告します。

 

トリガーをつくる!「情報の発信源」

ちょっとしたヒトコトが口コミで広まるっていうことはTwitterに限らずよくあると思います。発信でいうと、個人の口コミが「小」としたら、大企業の広告は「大」です。

でもこれは発信元の大小なので、伝わる速さや広さは別の意味になります。たとえば企業が「格安でサービス充実の保険です!」っていうテレビCMやバナー広告をたくさん出すことが「大」としたら、個人で「あの中華料理やさんおいしいよ」っていう雑談が「小」です。

「大」がビルの看板としたら、通行するヒトが何となく見ている状態。路上ライブにヒトが集まってる状態が「小」としたら、路上ライブに看板を上手に出している状態がTwitterになります。

 

路上ライブといっても真剣にじっと見てるものではなくって、何となくみんなが雑談をしている広場や公園を想像してみてください。

その広場は、だれでもどこからでもすぐに入ることができます。

 

雑談しやすい広場に看板を

Twitterがフツーのバナー広告と違うところはコレです。私がログイン中の表示をキャプチャーしました。広告を編集で明るくしています。

090426_twitter_cm.jpg

 

Webサイト、ブログにバナーやスクエアを掲載すると「見たヒト」は興味を持ったりおぼえるかも知れません。でもTwitterは雑談広場なので、更に口コミ(バイラル)が発生するチャンスが広がります。

上の例では、広告がローテーションになっていて、3~4種類(社)のスクエアが色々表示されます。Twitterでフォローすることで抽選に応募できるのでカンタンですし、フォローすると見えるので、それを見たヒトがさらにフォローする可能性もあります。

フォローしたヒトが

「当たらないと思うけど応募してみたw」

とつぶやくと

「私持ってます。2日前にビックカメラで買いました :)」

「おお!どんな感じです?」

「最初は高いと思ったけどスゴク使えます。お値段以上かも。」

「まじですか。ちょっと価格コム見てみよう」

のように購買意欲につながることもあります。
※実際にあったのですけどキャプチャーしていませんでした・・・

 

雑談からはじまるバイラル効果

看板(スクエア)がなくてもバイラルのチャンスはあります。

ちょうど今朝のことですけど、SEOチェキ!をつくられている{ropross}さんが「おはよう」のあと、ヒトコトつけ加えられました。

 

090426_twitter_ropross.jpg

 

ちょっと意味のわからないお悩みですけどw、URLがあるのでクリックして「映画『ハイキックガール』公式サイト」へ行ってみました。

トップページの動画をみて「スゴイ!」と思ったので、公式ブログにも行ってみました。

もっとスゴかったのでココにもはってみます。
15秒くらいから「ええ!?」って思いますよ。きっと。

 

おもしろそうだったので、教えていただいたお礼にroprossさんへ返信しました。

 

090426_twitter_pillcase_seo.jpg

 

私はココにもURLを書いていますけど、roprossさんへの返信だけではなくって、私をフォローされている皆さんにも何のことかわかるようにしたかったのです。

この効果をまとめると、

  1. roprossさんが何となく「ハイキックガール」のURLを書く
    (roprossさんをフォローしているヒトたちへ伝わる)
  2. それを見て、私は返信でURLを書きました
    (私をフォローしているヒトたちへ伝わる)
  3. 私はこれをネタにしてブログを書いて更に皆さんへ伝わる
    (ブログ読者さんにも伝わる)

発信源はroprossさんの「おはよう」です。

roprossさんと私のフォロー数が合計で約100、Twitterなので口コミは広まりやすいです。そしてこのエントリーを読まれた方が約100~200、YouTubeなのでブログのネタにしやすいと思います。

ホントにイイ(スゴイ)と思ったから、ハイキックガールはTwitterで宣伝しなくても200~300UUの人たちに広まったと思います。SEMとは関係ないですけどマーケティングとしてここに書きました。

「ハイキックガール」ではなくってもよかったのですけど、このブログを読まれている方は男性が多いと思うので、かわいい女の子、格闘技、スゴそう、っていうことも私のねらいです :)

 

「Twitterは来ているのか?」

パシフィカスさんがブログのエントリーで、個人的にはTwitterは来ないと思うっていう感想を書かれています。

私も「実は私も日本向きではないな~って思ってます」っていうコメントをしました。

シロウトさんは「今のところはマーケティングに使えてる」っていう感想を書かれました。

そして清音さんのコメントに気づかされます。

 

でもマーケティングって、相手によって使う「道具」は変わってきますし、自分の得意な「道具」、苦手道具っていうのもあるので、どんなツールでも使いようだと思います。

- 引用元:Twitterは来ているのか » 【SEO初心者のEvoブログ】 -

 

戦術(道具)のひとつなので、マーケティングとして使うか使わないかは、そのヒトの得意か苦手かになるのです。SEOも同じで、考えたくない、苦手だったらやらなければ良いのですね。

でも「やるかやらないか」だけで言うと「やったほうがイイ」になるので「なんでも得意にしてやるべき」になります。

苦手なのにブログを毎日更新している(ウチのボスの)ようにムリヤリな方法もあります。今さら(?)mixiを研究されているのですけど「みんなが苦手になっている」っていう考え方にすると、mixi市場の研究は「今だから」なのかも知れません。

 

Twitterでマーケティング まとめ

Twitterの良いところは、営利目的(商業利用)を意識せずに自然に入りこめることです。押しつけっぽくなるとブロックやフォローを外されるかも知れません。

そしてスポンサー枠を買わなくても、やり方次第で無料でビジネスにつながるので中小企業はチャンスです。

日本でどうなるのかはまだわかりませんけど、海外のピザハットは、TwitterやFacebookとインターン(有給)でブランディングをしているようです。大学の単位って、スケールが違いますね・・・

古い、新しいっていう考え方よりも、幅をどこまで広げることができるのかがマーケティングの「できる」だと思います。

 

このブログは会社の方針で「SEOを中心」にしていますけど、Googleなどの検索エンジンだけにこだわっていません。

SEOは集客手段や成約目的への戦術のひとつなので複数選びます。

私はTwitter「も」見ていますし、会社の方針はmixi「も」。

やるかやらないかは自由なので、苦手だったらやらなければイイのですけど、市場のつかみ方として、指の間からどのくらいもれているのか気づかなければもったいないですね。

 

 

[2009-04-27 16:18:39 追記]
記事内の「レクタングル」を「スクエア」に訂正しました。タテ長に見えたっていうイイワケをしておきます :)

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コメント(4)

わかりやすい記事ですね!!

マーケティングに使えるかどうかはわかりませんが、

私が書いているブログの舞台裏を見せられれば面白いかなと考えました。

ブログだとなんだかんだいって、読者を意識してしまいますから・・・。

その人のキャラクターや嗜好性も見えるような気がします。

ホントにそれですね。
「テーマをしぼってブログを書いて時々コメントがあって1回だけ返信」よりも「テキトーに発信していたら興味をもったヒトがテキトーにつっこんでくれる」がイイです。
カテゴリーが先ではなくってヒトが先になってるところがTwitterの魅力だと思います。気軽にリアルSEOさんと雑談することってないですもんね。
今日の朝は京都SEOコンサルタントの松尾さんを見かけました。metaタグについてアドバイスっていうか冗談をいってみましたけど、これもTwitterのおもしろいところだと思います。
つながりを持つことになるので、ネガティブなコメント(つぶやき)もめったにないですし。

たしかに。

ブログのコメントって、↑こんな風にコンテンツの一部として残ってしまうので、なんとなく避けてしまう気がします。

ミクシーとかだと、コメント返さなきゃとか、余計なことを考えてしまったり・・・。

Twitterだと、なんか流れていくというか・・・。
コメント返し忘れてもいいじゃんみたいな雰囲気?を感じて、なんとなく気楽です。(これはダメなのか?)

コメントの返信もなんとなくでイイのではと思います。
言いたいから何となくつぶやいた、返信があったらうれしいけど、なくても気にしない。
発リンクと相互リンクににてますね。(私はSEO病です)

リアルSEOさんの「賢者の声を聞け」に参加するよういわれているので、次から行ってみますね。っていうのは、Twitterで書いた方がイイですねw
(↑こんな感じにキョリが近くなるんです、Twitter)

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