Yahoo!Googleそれぞれの根本的な検索エンジン最適化の対策方法

公開日:2009/4/23
執筆者:山中 元夫

今回はYahoo!Googleそれぞれの根本的な検索エンジン最適化の対策方法を紹介します。

まず今月はYahoo!
Yahoo!の場合いくつか種類の異なる複数のクローラーが巡回しているため
さまざまな要素があるのですが検索上位に表示されるサイト特徴をいくつかとりあげます。

 

①サイトのトップページ

②テーマを絞った当該ページ

③リンクのインパクトが大きいページ

 
もっと細かい要素をあるのですがこれ以上書くと私も商売にならないので・・・

大きく分類するとこのようになります。では1つずつ解説していきましょう。
①サイトのトップページ
これはどういう事かと言うと次回解説するGoogleとの大きな違いなのですが
サイト全体の評価よりページそのものを評価しているため比較的
内部外部問わずリンクが集まりやすいトップページが上位表示しやすくなっています。

従いまして競合他社が多く比較的難易度の高いワードでの
上位達成を目指すのであればトップページを集中的に対策することが必須です。

 

②テーマを絞った当該ページ
語弊があるかもしれませんが解りやすく言うと上位表示したいワードを絞るべきです。

先ほどページ単位で評価をしていると記載しましたがYahoo!の検索エンジン(YST)に対して
このページはこのワードで最適化したいのです!という事を訴求する必要があります。

よく複数のワードで上位表示したいためタイトルやhタグなどにいろんなワード盛り込んでいる
サイトを見かけますが欲張った事を行うとロクな事になりません。

ページタイトル例をあげると・・・
「消費者金融・キャッシング・カードローンなら○○ファイナンス」
「債務整理・多重債務・過払いといえば○○法律事務所」
おそらくこういったページはよっぽど力が強くない限りすべてのワードでは
最適化されず中途半端な順位で上げ止まってしまいます。

YSTの声を代弁するなら・・・
「このページっていろんな事を訴求したがってるけど結局何が言いたいの?
僕、分かんないから全部のワードそこそこの順位にしておくね」
従いまして複数ワードされる際はページを贅沢に使用し対策ワードをページ毎に振り分けましょう。
その中で最も優先順位の高いワードをトップで対策しましょう。

 

③リンクのインパクトが大きいページ
これは外部リンクのコツなのですがリンク数の成長率を加味していると思います。

例えば外部リンクがスパムにならない範囲(スパムについていろんな意見がありますがここでは省略します)
で急成長しているとインパクト(差分)によって評価値を上げています。

例えるなら成長性に応じて金額が変動する上場企業の株価のようなイメージですね。

一度にガツンと外部リンク対策を行うとそれはそれでYahoo!においては有効なのですが
次回、外部リンクを評価するクローラーが巡回してくる時にそれ以上のインパクトがなければ
良い評価を継続的に続ける事ができません。

外部リンクを急激増やすと瞬間風速としては良いかもしれませんがやがて停滞してしまうでしょう。

従いまして外部リンク対策を行う際には最低でも半年先を見据え計画的にリンクを増やしていくことが必要です。

 

大枠の話ですがYahoo!対策においてはこの3原則を守っていれば最適化できるでしょう。

当該のサイトまたはページを最適な順位にしてあげることが本当のSEOです。
SEO中心とした広告代理店に在籍しこのような事を書くことに後ろめたい気持ちはありますが
個人的には上位表示のみを目的とするSEOはすでに衰退していると考えています。

では次の時代のSEOはどうなっていくのかそれは次回Google編で記載できればと考えております。

 

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