Google Analytics は、新規ユーザーとリピーターを、クッキーという技術を使い区別しています。
初めて訪れた人には、訪問情報を利用者PC内に記録。
以後、その記録があれば、リピートとみなします。
ですので、1週間なら1週間で区切って集計したとしても、その前の週のクッキー情報を持ち越して、集計されます。集計ごとにリセットされるわけではないんですね。
掲示板をブログ、
掲示板に張られている記事をページ、
「ブ」侍が、Google Analytics 、
訪問ユーザーを、Aさん、Bさん として、以下お読み下さい。
月曜日。
「ブ」侍は2つ記事を投稿。
そこへ、Aさんが来ます。
「おお!新規だねぇ」
早速、「ブ」侍は、Aさんにクッキーを付与します。
これで、次回以降、Aさんはリピータとしてカウントされます。
Aさん、帰ります。
「2枚読んだ」ということなので、この日のレポートは、新規セッション1、ユニークユーザー1、ページビュー2。
つまり、セッションとは「訪問」なんですね。
さて、「ブ」侍、翌日も、記事を投稿しました。
Aさんが来ました。
Aさんクッキーを持っていますので、これは、リピートセッションです。
そして、今度は、新たにBさんが登場。
これは、クッキーが付与されていないので、新規セッション。
早速、Bさんにも、クッキーあげちゃいます。
お昼になり、2人は帰りました。
Aさんは2枚読み、Bさんは4枚読んだ、ということです。
さて、夕方になると、またAさんが訪問。
今度は、4枚も読んでくれたようです。
そして、午前の訪問から30分以上はすぎていますので、午前と午後の訪問は続いていないことになります。
つまり、今日、Aさんは2セッションしたことに。
まとめますと、
Aさんは、リピートセッションを2回、ユニークユーザーとしては1、ページビューは2+4=6。
いっぽう、
Bさんは、新規セッション1回、ユニークユーザーとしては1、ページビューは4。
合計すると、この日のレポートは、
セッション3(うち新規1、リピート2)、ユニークユーザー2、ページビュー10、となります。
さて、あれから、Aさん、Bさん、いずれも訪問は無く、2年が過ぎます。
ひさしぶりのAさん、訪問です。
しかし、クッキーの有効期限である2年が過ぎているので、クッキー情報が消失。
つまり、Aさんは、人間からすれば顔は知っているが、Google Analytics的には、新規セッション=初めての訪問とカウントされるのでした。
ちなみに、クッキーの有効期限2年ですが、前回の記事で実際の日時を確認することができます。
また、訪問ごとに、有効期限は更新されます。
今回の例ですと有効期限は、月曜日の訪問から2年ではなく、火曜日の訪問から2年となります。
◆正確な滞在時間を計るため、
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