Google(グーグル)モバイルの検索結果ページが変更

2009年2月16日、Google Japan Blogにて、Googleモバイルに伴い、検索結果表示が変更したと発表。従来は検索結果表示が上半分が携帯サイト、下半分が PCサイトと分かれていたが、2つの検索結果が1つに統合されるようになった。


グーグル 携帯事業参入? 狙うはモバイル検索市場

2007年3月、産経新聞

米インターネット検索大手のグーグルが携帯電話事業に乗り出すという観測が、急速に高まっている。ロイター通信は、グーグルのスペイン、ポルトガル地域担当者が参入に向けて作業を進めていることを認めた、と伝えた。背景には、今後拡大が見込まれる「モバイル検索」市場への期待があるようだ。

グーグルの携帯電話参入については、2007年初めに米アップルが「iPhone」で携帯電話事業に参入すると発表し、反響を呼んで以降、「グーグルも計画か」との見方が高まっていた。

米メディアの予想では、グーグルが計画しているとされる携帯電話端末“グーグルフォン”は、低価格でインターネットへの接続性に優れるとされる。

参入への観測が飛び交う中、ロイター通信は、グーグルのスペイン、ポルトガル地域統括責任者が、携帯電話事業への参入に向けて準備していることを認めたと伝えた。また、グーグルが携帯端末の共同開発をアジアのメーカーに持ちかけているとの情報や、「グーグルフォン」が2008年にも登場するとの観測も流れている。

インターネット検索で独走するグーグルだが、通常のパソコン経由のネット検索市場の伸びが鈍化するとの見通しから、今後は携帯電話端末などを経由した「モバイル検索」が急成長するとして携帯市場への参入を検討しているとみられる。

グーグルはこれまで、携帯電話事業参入に対し具体的なコメントを避けているものの、「モバイルはグーグルにとって重要な分野」と述べている。

これに対し、米紙ウォールストリート・ジャーナルは「グーグルは携帯電話で動く新しいソフトウエアを開発中」とするなど、端末そのものの開発については否定する報道もある。

シェア拡大競争熾烈

携帯電話端末をめぐる市場の動きは日本国内と海外で対照的なものとなっている。日本国内では、NEC、パナソニック、シャープなどの大手メーカーがしのぎを削る中、市場は飽和状態に達しているが、世界ではノキア(フィンランド)、モトローラ(アメリカ)、サムスン(韓国)の3強を軸に、中国、インド、中南米、東欧といった成長エリアをターゲットに熾烈(しれつ)なシェア拡大競争を繰り広げている。

2005年度上半期では世界トップは33%を占めるノキア、2位のモトローラが18%で続き、その後をサムスン、LG電子の韓国勢がそれぞれ12%、7%。日系メーカーではトップのNECは3%程度のシェア。

新興エリアでの需要増を背景に、世界の出荷数は2005年度の約7億2000万台から2008年度には8億5000万台にまで増加が見込まれている。米アップルも携帯端末への参入を表明するなど競争は激化することが予想されている。

【会社概要】グーグル

1998年に、2人のスタンフォード大学院生が創業した検索エンジンサービスの大手企業。高度な検索システムと検索の対象となるサイトの登録数の多さから人気を集め、世界的な影響力を持つ。検索エンジン以外でも衛星写真を使った地図サービス「Google Earth」や電子メールサービスの「Gmail」といったさまざまなサービスを展開している。時価総額は17兆円を超えている。

グーグルも携帯参入? 「モバイル検索」に期待

2007年3月、日本工業新聞

インターネット検索大手グーグルが携帯電話事業に乗り出すという観測が、急速に高まっている。ロイター通信は、このほどグーグルのスペイン、ポルトガル地域担当者が参入に向けて作業を進めていることを認めたと伝えた。背景には、今後拡大が見込まれる「モバイル検索」市場への期待があるようだ。

グーグルの携帯電話参入については、とりわけアップルが「iPhone(アイフォン)」で携帯電話事業に参入すると発表し、反響を呼んだ2017年初め以降、観測が高まっている。米メディアの予想では、グーグルの携帯電話端末「グーグルフォン」は、低価格でインターネットへの接続性に優れるとされる。

こうした観測の中、ロイター通信は、グーグルのスペイン、ポルトガル地域統括責任者が、携帯電話事業への参入に向けて準備していることを認めたと伝えた。

また、グーグルが携帯端末の共同開発を韓国の電機大手、サムスン電子などアジアのメーカーに持ちかけているとの情報や、「グーグルフォン」が2008年にも登場するとの観測も流れている。

インターネット検索で独走するグーグルだが、通常のパソコン経由のネット検索市場の伸びが鈍化する中、今後は携帯電話端末などを経由した「モバイル検索」が急成長すると見込まれている。グーグルはこれまで、携帯電話事業参入に対し具体的なコメントを避けているものの、「モバイルはグーグルにとって重要な分野」と述べている。

これに対し、米紙ウォールストリート・ジャーナルは「グーグルは携帯電話で動く新しいソフトウエアを開発中」とするなど、端末そのものの開発を否定する報道もある。