Googleマップで上位表示するための6つのSEO

Google Mapsで調べたGoogle本社

今や検索エンジンは、ウェブページを見つけるためだけに使うものではありません。

ほんの1年前と比べるだけでも、検索エンジンで調べることのできる情報の量と質は格段に伸びています。

そのうちのひとつに、地図があります。

初めて訪れる旅行先はもちろんのこと、ちょっとした外出、たとえば駅の近くにあるケーキ屋さんを探すのにも重宝します。

Googleは、Googleマップという地図サービスを提供しています。

ユニバーサルサーチの推進で、通常の検索結果にも地図結果が挿入されることが多くなりました。

銀座のケーキ屋

地域性のあるビジネスやサービスを展開しているWebマスターにとっては、Googleマップやユニバーサルサーチでリスティングされれば、アクセス数の伸びが期待できます。

しかし、Googleマップに表示される仕組みは、あまり情報が出回っていません。

そこで、この記事ではGoogleマップSEO、ローカルサーチSEOについて6つの秘訣をお伝えします。

1.ローカルビジネスセンター登録
Googleローカルビジネスセンター(LBC)に登録します。

Google Local Business Center

LBCに登録すると、お店やサービスの住所、営業時間、あるいは店舗や取り扱い商品の写真などを表示することができます。
LBCに登録したからといって、必ずしもリスティング順位に大きな効果があるわけではありませんが、正確な情報を表示させるためにも、LBCには登録しておくべきです

2.名前にキーワードを入れる
店舗や会社の名前、サービスの名前にキーワードを入れます。
もし、「不三家」というケーキ屋さんを営んでいたとしたら(笑)「銀座のケーキ屋 不三家」のようにします。

3.説明にキーワードを入れる
説明文にキーワードを入れるのも、多少の効果がありそうです。

4.オンラインレビュー
レビューサイトでの評価もリスティングの重要な要素になります。

グーグルマップのレビュー

飲食店の場合は、「livedoorグルメ」や「食べログ.com」などの口コミサイトのレビューが利用されます。

Googleがどのレビューサイトの情報を引っ張ってくるかは、詳しく調べていません。

なおユニバーサルサーチに出るマップにも、レビュー表示があったはずなのですが、数日前から消えてしまっているようです。

5.リンク
ウェブサイトを持っているなら、場所の名前を含んだアンカーテキストでのリンクも影響を与えます。
また、その地域のサイトからのリンクも効果を見込めます(日本は狭いので認識が甘いかもしれません)。

6.近さ
その地域の中心部や駅からの近さも。リスティングの重要な条件のひとつです。
ただ、これは不公平といえば不公平かもしれませんね。
場所を移動するのは、簡単なことではありません。

ただ、ユニバーサルサーチはGoogleマップと比較して、近さの重み付けは低いようです。

同じキーワードでも、Googleマップの結果とユニバーサルサーチの結果は異なります。

Googleマップの銀座ケーキ屋のSERP

上のキャプチャは、「銀座駅 ケーキ屋」を検索した時のGoogleマップでのSERPです。

この記事のずっと上で見せた、ユニバーサルサーチの「銀座駅 ケーキ屋」の順番とは違っています。

Googleマップは地図サービスなので、検索語に対して地理的により近いものを返すアルゴリズムなのでしょう。

対して、ユニバーサルサーチは通常のWeb検索ですから、もっと別の要素を見ているからだと思われます。

以上が、Googleマップの6つのSEOです。

最後にこう言うのもなんですが、僕が実際に検証したものだけではなく、あちこちで得た情報をまとめたものですので、確証があるものばかりではありません。

また、GoogleマップのアルゴリズムはWeb検索と比べてまだ未熟な点が多いようです。
アルゴリズムの変更も頻度も高いようで、今は効果的でもすぐに効果が薄くなくなることもあり得ます。

とはいえマイナス的な影響は与えることはなさそうなので、地域に密着したローカルなサービスやビジネスを展開している人は、ぜひ実践してみて結果を教えてください。