元記事:Google、クロール&インデックスのタイミングを指定できる「On-Demand Indexing」 - ITmedia Newsより

 米Googleは11月13日、サイト内検索サービスSite Searchに、新たな情報やページを迅速に検索結果に反映できる新機能「On-Demand Indexing」を追加した。無料版のCustom Search Engine(CSE)でも有料版のGoogle Site Searchでも利用できる。

サイトオーナーは、コンテンツを新規で追加したり更新したりした場合、コントロールパネルのIndexingタブにある「Index Now」ボタンを押すことで、新情報を検索結果に反映させることができる。通常数時間以内、遅くとも1日以内には、検索結果に反映されるようになるという。

On-Demand Indexingで指定できるページの数は、CSEが10ページまでで、Google Site Searchは契約料金により、年額100ドルの場合250ページまで。

実際に使ってみないと分かりませんが、CSEの場合は10ページ限定なので、コンテンツの更新頻度が高く、ホットトピックものであれば有効なのかもしれませんが、実際にはあまり意味が無いのかも。なぜなら、サイトの更新頻度に寄りますが、GoogleのクローラーはYahoo!などと違って結構早いですからね。逆に心配なのは、こうやってクローラーの出現を売買することで、今まで小まめに来ていた普通のサイトのクロールが遅れることですね。さすがにGoogleが目先の小銭のために検索サイトとして築き上げた地位を崩すようなことはしないと思いますが、どうなのでしょうか。

また、もう1つ疑問なのはインデックスを指定するのは分かりますが、クローラーが来てそのページからリンクが貼られている先のページのクロールも早くなるのでしょうか。それとも、それは変わらないのでしょうか。もしリンク先のクロールも早くなるのであれば無料で10ページでもその中の1つのページがサイトマップのようなものであれば、事実上は全ページのクロールを早めることになります。そのあたりの追加の情報が欲しいですがGoogleは公開しないので実際に試してみるしかないのでしょうね。