iOS9がディープリンク対応!Googleサーチコンソールへアプリを登録

サーチコンソール2

こんにちは。SEO大好きのカグア!です。

さて、今日WWDC2015でアップルの新しいOSが発表されましたね。iOSも9でついに、検索APIを公開しついにディープリンクに対応するそうです。

ウェブマスターツールも検索エンジンまわりの総合ツール「Google Search Console(サーチコンソール)」と生まれ変わりました。ちょっと自分用にディープリンク登録などをまとめましたので、よろしければどうぞです。

Googleサーチコンソールではアプリも登録できるんですよねえ。今回はその使い方について解説します。

追記2015年6月19日 検索APIについて良い記事が

Googleサーチコンソールとは

サーチコンソール

Googleサーチコンソールとは、Googleが提供する検索エンジン対策担当者に向けた総合ツールです。

かつては、Googleウェブマスターツールという名称でしたが、2015年5月に名称変更され、機能アップをはたしました。ちまたではサチコさんとも呼ばれるほどの愛され具合。

Googleの検索結果において、あなたのサイトやページが平均で何位に位置するのか、ホームページがどれくらいインデックス(Googleの検索対象にすること)されているのか、など現状を知ることができます。

追記2015年6月19日 検索APIについて良い記事を見つけたのでシェアします。
>>WWDC2015で発表されたiOS9 Search APIsまとめ – NSBlogger

アプリも登録にも対応、全方位SEOツールへ

アプリも登録できる

GooglePLAYアプリに限られますが、じつはアプリも登録できます。

>>Google、「茄子入り納豆とろろそば」でApp Indexingをプロモーション | 海外SEO情報ブログ

すでにGoogleはアプリ内の情報もインデックスすることが報じられ、その検索対象をWeb以外にも広げています。そういう点からも、「Webマスター向けのツール」というよりも、「Google検索の総合ツール」として名称変更した、と考えられます。

アプリ内を検索するディープリンク

ディープリンクとは、アプリ内をも検索すること。Androidではすでに対応していて、公式ドキュメントもあります。

>>Google 検索用 App Indexing   |   Google Developers

すでに日本語ドキュメントも整備されていて、Googleの本気度が伺えます。アプリをリリースしている人は熟読し、かならず登録しておきましょう。

ディープリンクの設定~アプリの登録方法

アプリをサーチコンソールに登録するには2段階のステップをふみます。

1.サイトと関連付ける

まずは、アプリと関連するサイトを関連付ける必要があります。サイトの所有者、アプリやサーチコンソールに管理権限を持っている必要があります。

1.Google Play デベロッパー コンソールにログインし、アプリを選択。
2.サービスとAPI>Google 検索のインデックスにアプリを登録「ウェブサイトを確認」をクリック。
3.関連づけたいサイトのURLを入力、「確認」をクリック。
4.(サーチコンソール画面)「すべてのメッセージ」をクリック。
5.確認リクエストが表示されるはずですので、「リクエストを承認」。

ようはアプリ管理画面でサイトを登録し、サーチコンソール側でアプリのandroid-app://{アプリ名}/ を承認すればOKという流れです。

フェッチできる

登録後は、アプリURIを入力すればフェッチ(データの再確認)もできます。

2.アプリにディープリンクを追加する

アプリにディープリンクを追加しておきませんと、せっかくGoogle検索でアプリ内コンテンツがヒットしても、タップ後アプリが起動しません。

アプリのAndroidManifest.xmlにインテントフィルタを指定します。

<activity android:name="com.example.android.GizmosActivity"
           android:label="@string/title_gizmos" >
     <intent-filter android:label="@string/filter_title_viewgizmos">
         <action android:name="android.intent.action.VIEW" />
         <!-- Accepts URIs that begin with "http://example.com/gizmos” -->
         <data android:scheme="http"
               android:host="example.com"
               android:pathPrefix="/gizmos" />
         <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
         <category android:name="android.intent.category.BROWSABLE" />
     </intent-filter>
 </activity>

これでdata要素に書かれた、上記ですと、http://example.com/gizmos にアクセスできるようになります。scheme、host、pathPrefix を指定してあげるわけですね。

>>WEBサイトのリンクからアプリケーションを起動する « Tech Booster

3.サーチコンソールに登録する

アプリURL

あとは、サーチコンソールのメイン画面で、「プロパティを追加」として、Androidアプリ用のURLを入れればOKです。

android-app://{アプリ名}

アプリ名は、アプリ管理画面ダッシュボードに表示されます。上図のように、もともとアプリ制作するときに書くものです。なお、アプリ名の最後にスラッシュを入れないでください。公式ヘルプにもタイポがあり、ちょっとハマりました。注意です。

サイトマップを登録する方法

アプリのサイトマップはとくに無い

アプリサイトマップ

上図のメニューを見ていただくとわかるように、アプリにはとくにサイトマップ登録という工程はありません。前述のインテントフィルタとdataスキーマなどをしっかり設定しておきましょう。

それ以上に、クロールエラーには気をつけたいものです。

APK が見つからない: アプリに対応するパッケージが見つからない。
First Click Free(英語) がない: アプリへのリンクがコンテンツに直接つながっておらず、ログインしないとアクセスできない。
戻るボタンの違反: アプリへのリンクをたどって移動した後、戻るボタンで検索結果に戻ることができない。

First Click Freeにしたがおう

First Click Freeとは、Googleがインデックスをするときのポリシーです、すでに2008年に制定されていました。

App Indexing もこれに従います。検索結果からアプリ画面に行きエラーがないこと、戻るボタンで戻ったとき検索結果にちゃんと帰れることなどが決められており、以下の情報源を参考に注意しましょう。

>>Android – AppIndexingについて – Qiita
>>Google ウェブマスター向け公式ブログ: App Indexing の実装に不可欠な 4 つのステップ
>>App Indexing チェックリスト  |   Google Developers
>>(99+)ウェブマスター ヘルプ フォーラム – Google プロダクト フォーラム

ディープリンクまとめ

Androidではある程度情報源がたまってきたディープリンク。

今回iOS9で検索APIが公開されたことで、さらにそれ用の記述も必要になるとは思いますが、いったんまとめておきます。見つけ次第、追記していこうと思います。

アプリ開発者にもSEOスキルが求められる時代になるかもですね。


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iOS9も早く使ってみたい。