期限切れドメインの資産を引き継ぐ方法

ドメインの年齢、いわゆる「Domain Age(ドメイン・エイジ)」が検索順位にプラスに働くというのは、周知の事実です。

運用暦の長いドメインを自分の手、あるいは有料サービスで手にするウェブマスターも増えています。

Googleは、ドメイン所有者が変わった場合、ドメインのそれまでの履歴やバックリンクはリセットされて、ゼロからのスタートになると説明しています。

しかし、実際には違います。
どう考えても、過去の資産をそのまま受け継いでいるとしか思えないケースが多数あります。
僕自身も経験しています。

しかし、期限切れドメインを取得しても、再利用の方法によっては、過去の資産を有効に活用できないことがあるのも事実です。

期限切れドメインの資産を引き継ぐ方法のひとつを、WebmasterWorldのスレッドから紹介します。

その方法は、非常にシンプルです。

以前のサイトと同じコンテンツのサイトを作成することです。

フォーラム モデレータのmack氏のコメントです。

If you are writing new content then Google will pick up on this ant alter your rankings acordingly.

“新しいコンテンツを書けばグーグルはそれを見つけ出して、対応してランキングを変化させる。”

フォーラム アドミニストレータのtedster氏のコメントです。

as long as the content doesn’t change, things go on. In fact, I have clients who bought other web businesses, and they didn’t notice any obvious loss of ranking or traffic as long as the content stayed the same.

“コンテンツが変わらない限り、状態は続く。実際に、他のウェブビジネスを買ったクライアントがいて、コンテンツが同じ状態である限りは、ランキングやトラフィックの目に見える減少には気づかなかった。”

また、単にwhois情報が変わったからといって(Googleはドメイン レジストラでもあります)、ドメインの歴史をゼロに戻すということはしないようです。

運よく期限切れの中古ドメインを手にできたとして、以前と同じコンテンツでサイトを復活させると、絶対ではありませんが、かなり高い確率で過去の資産を引き継ぐことができるはずです。